夜の化粧水の使い方
手を使って全身につける
化粧水は、手で付けるのがもっとも効果的と言われています。これは、手の体温によって、肌に浸透しやすくなるからです。コットンやパフを使用するより、肌への刺激も少なくて済むため、毛穴が目立ちにくくなるのもメリットのひとつでしょう。アイテムを使うのは、背中ニキビのケアのように、どうしても自分の手では届きにいくいところに限定しましょう。
乾燥しやすいポイントは重ね付けで対策
毛穴が目立ちやすい鼻対策や、悩む人の多い背中ニキビなど、パーツごとに皮膚の特徴も異なって来ます。気になるポイントには、化粧水を重ねづけしたり、特化した美容アイテムを使ったりするのもおすすめです。また、化粧水をつけて、かえって痛みや荒れを促進してしまう場合は、治療が終わるまで化粧水ケアはお休みするのも方法のひとつです。
乳液や美容液と合わせて使う
化粧水だけではなく、乳液や美容液をあわせて使用すると、毛穴やニキビのケアがよりスムーズになりやすいです。背中ニキビは汗や刺激が原因になっていることが多いので、通気性の良い肌着や、ベビーパウダーなどと合わせて対策をするのが良いでしょう。小鼻の角栓は、マッサージやピーリングと合わせて、化粧水ケアを進めるのがおすすめです。
パーツごとに特化したアイテムを取り入れたり、成分を工夫したりするのも良いでしょう。それぞれのアイテム同士の相性も考えてチョイスしてください。お互いの作用を、補い合えるようなものが適しています。
肌質に合わせたケア
夜のお風呂上りは、特に化粧水ケアに時間や手間をかけることが出来ますよね。まず重要なのは、肌質に合わせたケアをすることです。同じ化粧水を使用していても、使う量や回数は、個人の肌質やパーツごとの特徴に合わせていった方が、より高い効果を望めるでしょう。普通肌で4~6回の化粧水であれば、乾燥肌や混合肌の人は、6~8回程度のケアが好ましいです。ビタミンの導入成分や、ヒアルロン酸が豊富に含まれたものなども人気があるでしょう。
朝の化粧水の使い方
すすぎを徹底する
朝の洗顔は、どうしても時間的に余裕がなくなってしまい、すすぎが疎かになってしまうパターンが多いです。しかし、顔に洗顔料が残っていることは、ニキビの原因になってしまうことも多いです。石鹸成分が毛穴を詰まらせてしまいますし、アカや皮脂が、洗い落とせず皮膚上に残ってしまう原因にもなります。朝の化粧水ケアは、その前段階で、徹底したすすぎを意識するところから始めてください。
顔の水分はしっかり落とす
こちらも同じく、朝の洗顔後にやってしまいがちなミスです。顔に水分が残っていると、折角チョイスした化粧水の成分が、肌につけた段階で薄まってしまうというデメリットがあるのです。保湿力が高いものを使用しても、結局水分を逃してしまったのではもったいないので、タオルケアを徹底しましょう。
おでこから順番に広げていく
朝の化粧水は、おでこ、こめかみ、頬、鼻、頬、あごというように、外側に向かって広げていくイメージでつけていきます。叩いたりこすったりするのではなく、肌に優しく当てるようにつけるのが良いでしょう。大切なのは、化粧水の成分を染み込ませることです。
皮膚が薄いところは力加減も重要
一口に顔と言っても、ポイントごとに皮膚の特徴は大きく異なって来ます。顔は特に、皮膚がとてもデリケートなポイントが多いですね。目の周りなどは、皮膚が薄く、細かい血管も集まっているため、化粧水ケアは特に気を遣います。横すべりになるようなつけ方はせず、優しく押さえるようにしましょう。口元や唇なども、同様の対策するのがおすすめです。